初めは、桜海老の餌だった。釣り場は、久里浜港沖のアシカ島周り。多分2月か3月ごろだ。春一番を思わせる西風が出て、船は木の葉のように翻弄された。 しかし、ハナダイは狂ったように切れ目無く餌を追ってきた。40尾を越す大漁だった。魚体の桜色が、目の奥に焼きついてしばらく離れなかったものだ。 やがて、ウィリーのコマセシャクリ釣りが定着した。